大峰・前鬼川孔雀股右俣 報告:BAKU

1998年10月に一度この沢を遡行したことがある。
http://f58.aaa.livedoor.jp/~kymbs/oomine/else/zenki9810.htm
しかしこの時は沢の面白い所だけ遊んで下山は主稜線から派生している
尾根に乗っかり小峠山から垢離取場まで下ったのでいつかは沢から孔雀岳
へといつか行こうと思ってた。その時たまたまYさんとのこの山行
が決まりそこにしんさんが加わって温存していた願いが叶った。

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【日程】平成17年9月3〜4日
【場所】大峰・前鬼川孔雀股右俣
【メンバー】BAKU、しんさん、Yさん(会員外)
【お天気】一日目:晴天、二日目:曇りのち雨のち晴れその後雨々
【地図】釈迦ヶ岳(1/25000)
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9月3日朝5時「かなん」道の駅に集合後前鬼へと車を走らせる。
早朝なので予定よりも早く到着。お天気はとってもいい。
出発の身支度をしていると今日遡行する箇所の地形図がない(^^ゞ
Yさんに「リーダー!いったい何やってるんですかー!」と
喝を入れられる。出てきた地形図は「大台ヶ原山」
これ先週行ったシオカラ谷のやんと苦笑い。まー、今日はあとの
二人が持ってきてるので大丈夫かと。そこでまた忘れ物が…
靴下がない(^^ゞ仕方ないので二日ともノーパンじゃなくノーソックスで
歩き続けた。これって以外と気持ちいい〜〜(^^)

林道から黒谷と前鬼川本流の出合を目指して下りそこから遡行開始。
2段8mの滝はもう何回も来てるのでパス。その上の落ち口のナメの
トラバースはザイルを出すのを嫌って左岸小尾根を少し登り残置した
トラロープを使って谷に戻る。さー、ここから今日のハイライト。
もうここには来ることはないだろうと谷中一杯のナメを味わいながら
歩く。何度来てもここは綺麗だなぁ〜。
なんやかやわいわい楽しく歩いている内に垢離取場のでっかいプールに
到着。泳ぎたいが先が長いのでパス。
さーて、ここからがホンちゃん。気を引き締めて行こう!
ここからは谷も狭くなりゴルジュになり途中から滝を乗り越せず右岸へ
逃げ込み2〜3の滝を大きく巻き谷へ下りる。地形図の757地点。
降りた所が深仙股谷だったとは…トホホ(^^ゞ
そういえばその二俣には北へ延びる沢がある。それが本谷でちょちょと
そちらに移動。この谷の独特の雰囲気である白い岩盤が透明な水と
うまく融合してめちゃきれい。少し進むと廊下に入り出てくる滝は
すべて直登できてめちゃ楽しい。その後バンバン飛ばして小屋跡を過ぎると
二俣。ここは右にしばらく行くとアメシ谷。悪場もなく快適だ!
遙か彼方に奇岩が見える〜。これは林道から見え隠れする五百羅漢の一角
なのだろうか?これを谷筋から間近に見るのは圧巻だ。
そろそろテン場かな?と思ってる12mの直瀑。
ここは右岸のルンゼから簡単に巻きあがれる。
この先、3m、その奥に15mの二段の滝の下で今日の遡行は終了。

標高1100m辺り。時間は3時頃だったのかな?
しばしの休息後。テントを張り薪を集め夕食の準備をする。今回も食当は
Yさん。いつもいつもありがとう。
夕闇迫る直前に薪に火を入れさー!今宵の宴会の始まりだぁ〜(^^)
う〜〜〜ん、最初のプシューのこの瞬間。もう最高〜〜〜。
その後宴会は延々と続くのであった。私は毎度の如くたき火の際でウトウト
し、もうちょっとしんさん、Yさんに火の中に放り込まれ美味しい
焼き芋になるところやったらしい……(メ-_-)
このテン場は色々なこわーい話があるらしく前回Gさんはテントの外で
足音がするって言うてたし、今回はしんさんが午前3時頃誰かの話し声を
聞いたと言う。ノー天気な私にはなーにも聞こえなかったけど。
5時起床。消えかけていたたき火に火を入れ二人が起きてくるのを待つ。
天気は昨日と打って変わって悪く今にも雨が降り出しそう。そういえば
天気予報では今日の降水確率90%やったもんな(^^ゞ
こんな日に沢にはいるか?
しんさん、Yさんが起きてくると…元気がない(^^ゞ
しんさんは焼酎飲み過ぎて二日酔い(しんさんにしては珍しいんじゃない?)
Yさんはお腹を放り出して寝てた?らしく風邪をひいたとか?
おいおい、二人とも大丈夫かー?健康管理も自己責任やで。

二日目は7:20にテン場を離れる。宴会中ずっと見ていた15mを右岸のルンゼ
から簡単に巻き小滝をガンガン登り先を急ぐ。1300m地点通過時くらいから雨
が降り出しその後下山まで降ったり止んだり一時晴れたりとけったいな天気で
悩まされた。
1400m付近から西に進路を取り孔雀岳(大峰主稜線)を目指すが途中一カ所、
判断を誤ってガレ谷に突っ込んでしまい小一時間、時間と体力の消耗をして
しまったm(__)m
この辺りの渓相は以前の報告とは違いかなり荒れていた。ずっと白岩の滝が
続くハズであったがその上に崩れ落ちた岩盤が覆い被さりすごい状態であった。
雨が降り続く中での遡行は辛いが高度計も1700mを示しており孔雀のピークの
近くまで到達しておりちょっとの辛抱だと自分に言い聞かせる。

11:25孔雀岳にダイレクトに到着\(^^@)/
もうここまで来れば安心だ。あとは奥駆縦走路を太古の辻まで駆け下りるだけ
だから。でも孔雀から釈迦ヶ岳まではそこそこの高低差もありまた距離もあり
この間は長かった。でも途中椽の鼻らしき奇岩が間近で見れたのはよかったな。
13:10釈迦ヶ岳。一瞬の晴れ間の元であつーいコーヒーを飲む。
この頃にしんさんが二日酔いも解消しいつものしんさんに戻ったそうな。

あとは下るのみ。前鬼の宿坊に16時、デポ地に17時着。
やっと終わったぁ〜(^^)
その後下北山温泉で汗を流し帰路に付く。

この谷はお薦め!
とてもええ沢ですよ。


      


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